Aliexpressは届くまでが長すぎる!
もっと早く届く方法はないの??
今回は上記のような人を対象とした記事になります。
Aliexpress(アリエクスプレス)は海外通販サイトなので、注文して商品が日本に届くまでかなり時間がかかってしまいますよね。
しかし配送方法を適切に選択することで、同じ無料便でも1週間以上の差がついてしまうのはご存知でしょうか?
「商品が早く欲しいのに2週間も待ってられない!」
という人は少しだけ料金をプラスすることで、最短で3日ほどで手元に到着させることも可能です。
でも、Aliexpressの配送方法って種類がたくさんありすぎて、どれを選択したらいいのかよくわからないですよね?
今回はそんなAliexpressでの配送方法を1つ1つ解説をしていこうと思います。
目次
初期設定になっている無料便の紹介
e-packet
配送方法の初期設定が「e-packet」になっている場合は要注意です。
20〜40日と届くのがかなり遅い上、追跡情報の更新も遅くアテにならないためなるべく選択しないほうがいいです。
僕もイマイチ仕組みがよくわかっていないのですが、たまに追跡無しの場合もあります。
もしe-packetが初期設定の無料便になっている場合、170円ほどでairmail便などに変更が可能です。
僕は無在庫転売をやっているのもあり、お客さんからの追跡の問い合わせに正確に答えられないのはさすがに致命的なのでいつもairmail便に変更しています。
Airmail便
airmail便とは追跡番号付きの国際書留のことです。
aliexpressに出品している業者は中国だけでなく香港やシンガポール辺りの業者も出品しており、それらの国から直接日本に発送してくれます。
配送方法に【china registered air mail】と表示されていたら中国のairmail便という意味です。
こちらも初期の無料便に設定されていることも多く、アジア圏からの発送であれば14日〜20日ほどで商品が到着します。
追跡番号の更新もe-packetと比べて早く、荷物の追跡もしやすいので迷ったらairmail便を選択することをおすすめします。
注意点として航空便ではありますが、日本行きの航空機に積んでもらえる優先順位が低いらしいので、運が悪いとずっと海外で止まってしまうこともあります。
その場合はAliexpressのセラー側に落ち度はないので、クレームは入れずに気長に待ってあげましょう。
Aliexpress Standard Shippng
aliexpress standard shippng(以下aliexpress便)は業者側が一度aliexpressの物流倉庫に発送して、その後はaliexpress側に発送を委託する配送方法で、追跡番号は必ず発行してくれます。
要はamazon(アマゾン)のFBAのようなシステムですね。
業者→Aliexpressの物流倉庫→日本
airmail便と違って物流倉庫に配送という手順が加わっているので、日本への到着が遅くなると思われがちですが、こちらも14日〜20日で届く配送方法なので基本的にairmail便と同じと考えて大丈夫です。
こちらのデメリットもairmail便と同じく、運が悪いとなかなか航空機に積んでもらえないことですね。
Sellers Shipping method
これはセラー(業者)に配送方法をお任せするという意味です。
これが無料便に設定されている場合は1番安い配送方法、つまり追跡無しでの発送だと思ったほうがいいです。
追跡がないということは商品が届かない場合でも証拠がないので、返金を求める際にこちらが不利になってしまいます。
なので、安全面を考慮するなら「sellers shipping method」はなるべく選択しないことをおすすめします。
早く商品が欲しい場合は有料便に設定しよう!
Aliexpress Premium Shippng
こちらは無料便で紹介したAliexpress便の上位バージョンのようなもので、Aliexpressの物流倉庫から速達便で発送されます。もちろん追跡番号付きです。
平均7〜15日ほどで到着し、料金は商品や業者によって3000〜10000円とバラつきがありますが、他の速達サービスより安くなる場合もあるので、その場合はおすすめできます。
ただ、この配送方法を取り扱っている業者をあまり見たことがないのですが、業者側の費用負担が大きいんでしょうか?
EMS
EMSは日本名で国際スピード便といいます。
日本から海外に荷物を発送するときにも定番の配送方法なので、名前だけは知っている人も多いでしょう。
平均9〜15日ほどで商品が届くと記載されていますが、実際はそれよりも早く届くことのほうが多いです。(もちろん逆に遅くなる場合もありますが)
送料もよほど物が大きくない限り3000円前後とそこそこリーズナブルです。
追跡や保証もしっかりとしているので、個人的に迷ったらとりあえずEMSでいいと思います。
e-EMS
e-EMSはeコマース事業者向けのEMSサービスのことで、内容はEMSと全く同じです。
業者と郵便局が大口契約を結ぶことで、e-EMSという割引価格でのEMS発送が可能らしいです。
あまり自分も理解していないのですが、経由するルートが通常のEMSと違うらしく、日本に到着するのが若干遅い気がします。(自分が利用したときは平均10日での到着でした)
通常のEMSとの差額はわずかなのでお好きなほうでいいと思います。
国際宅配便(Fedex・DHL・UPS)
これまで紹介してきた配送方法は全て郵便扱いだったのですが、これから紹介する Fedex・DHL・UPSは郵便サービスではなく国際宅配便サービスになります。
日本でいうヤマトや佐川が宅配便サービスに該当します。
国際宅配便サービスを利用するメリットは主に以下の2点です。
・配達日指定が可能
・通関手続きがスムーズに行われる
郵便サービスの通関審査は税関が直接審査をしますが、宅配便サービスの場合は税関に委託された民間企業が代わりに通関手続きをします。
基本的に税関は常に混み合っているので、宅配便サービスの委託業者のほうが通関手続きがスムーズなのです。
「通関が早い=配達も早くなる」ので、結果EMSより断然早く届きます。
料金は3500〜5000円ほどと郵便サービスと比べてやや高めですが、早くて3日ほどで届くこともあるので、1日でも早く商品が欲しいという人は国際宅配便サービスの利用がオススメですね。
デメリットとしては、委託された通関業者は商品の通関を税関に報告する義務があるので、絶対に開封して中身をチェックされます。
グレーな商品だと没収されやすく、課税の対象であれば間違いなく関税の請求がきます。
あまり大声ではいえないですが税関の審査のほうが緩いので、上記のデメリットが気になるようであればEMSなどの郵便サービスの利用をおすすめします。
関税についてもっと詳しく知りたい方は↓の記事をご参考下さい。
まとめ
長くなってしまったので、最後に無料便と有料便のおすすめをそれぞれまとめておきます。
・Airmail便
・Aliexpress便
・EMS
・e-EMS
おすすめに関しては個人的な意見なのであくまでも参考程度にお願いしますね。
無料便だろうと有料便だろうと海外発送な以上、配送トラブルの可能性は充分にあります。
その際は適切な行動で早めの対処が重要となるでしょう。