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DENT(デント)とは?
DENT(デント)とは仮想通貨イーサリアムをプラットフォームとして開発されたトークンのことで、誰もがモバイルデータを自由に購入、販売、寄付することができる「データ共有経済」を目指しています。
モバイルデータとは携帯電話のパケットデータのことで、他のユーザーから容量を購入、もしくは余った容量を他のユーザーに売ることが可能になります。
余談ですがDenta(デンタ)という似たような名前の通貨がありますが、そちらは歯科医療をテーマした通貨なので今回紹介するDENT(デント)とは全く関係はありません。(そちらもいずれ紹介します)
ユーザー間でのパケットデータのやり取り
先ほども紹介しましたが、余ったパケットデータをブロックチェーン技術を介してユーザー間でのやりとりが可能になります。
価格は売る側が自由に決めれるようで、購入者側はどのユーザーから購入するか選ぶことができるようです。
売る側は使わないパケットデータをお金に換えたいと思っているので、購入者側は現在の通信事業者から追加購入するよりもかなりお得に購入できることが予想できます。
メルカリやUBERなどの【シェアリングエコノミー】と同じシステムで、時代の波に乗っているといえますね。
国際ローミング価格の引き下げ
海外へ行く際に日本で契約しているスマホをそのまま使ってしまうと、帰国時に莫大な料金を請求されてしまうのは有名ですよね?
あれは日本の大手キャリアが海外の通信事業者と提携しているので、海外にいてもそのまま利用が可能なのですが、その分手数料が上乗せされてしまうので普段のように使ってしまうと莫大な料金になるのです。
DENTでは通信事業者と提携しブロックチェーン技術を用いて、国際ローミング時の通信事業者間の複雑な通信経路を除去してコストを抑えることも目指しています。
これにより海外旅行先で日本で契約したスマホをそのまま使っても莫大な料金を請求されることはなくなるでしょう。
自動的に最適な値段で買い足せる
DENTではパケットデータが足りなくなったら、あらかじめ決めていた容量分・金額分だけを自動的に最適な価格で通信事業者から購入することも可能になります。
メルカリみたいなユーザー間どうしでのやりとりはここ最近広まったばかりで、まだ抵抗がある人も多いです。信頼できる事業者から常に適切な価格で自動的に購入できるようになることで、ユーザーも安心できますし、事業者側もコストの削減などのメリットがあります。
イーサリアムがベースの通貨なので、スマートコントラクト(自動契約機能)をうまく生かしているといえますね。
DENTの将来性
既にiphone用のアプリがリリースされておりますが、DENT自体まだ開発されたばかりの通貨なのでまだまだこれからといったところです。(2018/02/11現在 1DENT=約3円)
2018年の予定としては
- android版アプリのリリース
- プリペイドSIMの提供
- 世界各国の通信事業者との提携
- 9月までにデータ売買開始
となっていますが、結局は通信事業者との提携に全てがかかっているといっても過言ではありません。
iphone版のアプリは現時点でアメリカとメキシコのみの対応なので、それらの国はある程度事業者との提携が進んでいると考えられます。(あくまで僕の推測です)
問題は日本です。日本の通信事業は海外に比べて料金体制が複雑で、あえてわかりにくくして無駄なプランに誘導するボッタくり商売な面があります。(実質ゼロ円とかがいい例です)
最近はマシにはなりましたが、果たしてそんな日本の通信事業がDENTを受け入れるのかというと正直微妙だと思います。
可能性はゼロではないですが、まずは日本以外での普及次第といった感じですね。
まだまだ先は長そうなので、来年くらいを見据えた長期向きの投資だと思っています。僕も多少保有しておりますが年内はガチホ予定です!
DENTはどこで買えるの?
DENTはまだザイフなどの日本国内の取引所には上場していません。
DENTを購入するにはKuCoin(クーコイン)という海外の取引所に、ザイフなどの日本の取引所からビットコイン(BTC)かイーサリアム(ETH)を購入して送金、BTCかETH建てでDENTを購入する必要があります。
登録方法と購入の仕方は過去の記事で紹介していますので、そちらをご参考下さい。
https://nextmoneylife.me/kucointouroku/
https://nextmoneylife.me/kucoinhowto/