どうも、チンパンジーまさるです。
ブログは始めるのに敷居が低い副業ですが、そのぶん脱落者も非常に多い副業です。
原因としては「稼げないから」という理由が大半を占めており、1年以内に8割以上がブログを引退するというデータも存在するほど。
ブログ自体はまだまだ稼げる副業ですが、しっかりとした運営方針や心構えをもっていなければ、あなたも「稼げないから」と脱落者の仲間入りをしてしまうかもしれません。
これ以上「ブログはオワコン!」という人を増やさないためにも、今回は初心者ブロガーに向けた運営のコツや心構えを4つご紹介します。
記事数よりも記事の質
ブログを始めてすぐの人にありがちなのが、
「とにかく記事を書かなきゃ!」と闇雲に記事を量産してしまうこと。
確かに記事数自体は多いに越したことはありません。
10記事よりも100記事あったほうが、コンテンツ量的にアクセス数を稼ぎやすくなりますからね。
しかし、アクセス数が伸びやすくなるだけであり、必ずしも記事数がアクセス数に比例する訳ではないのです。
[box class="red_box" title="数合わせで記事を書いても無駄な理由"]- Googleで上位表示されない
- ユーザーに読まれない
- 最後まで読んでくれない
- ブログ自体の評価も落ちる
- 広告もクリックされない
なぜなら、数合わせで書いた薄っぺらい記事なんて誰も読んでくれないからです。
今の検索エンジンは記事の質(クオリティ)を重視しているので、Googleで検索上位を取るのは難しくなっています。
それなのに、サラリーマンが仕事帰りに「とりあえず何でもいいから更新すっか!」と2時間程度で書いた記事で太刀打ちできる訳がありません。
それだけでなく、ボリュームも内容も薄っぺらい記事を書き続けると、Googleから価値のないコンテンツを量産しているサイトと認定されてブログ自体の評価を落とす原因になります。
これはGoogleが明言していることです。
なお、低品質なコンテンツがサイトの一部にしか存在しない場合でも、サイト全体の掲載順位に影響を与えることがあるということにご注意ください。低品質なページを削除したり、内容の薄いページをまとめて役に立つコンテンツに改善したり、もしくは低品質なコンテンツを他のドメインに移動させたりすることが、最終的に良質なコンテンツの掲載順位を改善することにつながります。
よく有名ブロガーが口を揃えて「ブログを毎日更新しろ!」と発言しているのを見かけませんか?
僕としては、弱小ブロガーを蹴落とすための罠ではないのかと疑っているほどです。
「中身の薄いブログの毎日更新」はただの自己満足です。
読者が満足する記事を書かなければ時間の無駄になるので、更新ペースを落としてでも1記事1記事に全力投球で執筆することをオススメします。
キラキラとした夢を見ない
[box class="yellow_box" title="]- 「ブログで脱サラ!」
- 「ブログで年収1000万!」
などの有名ブロガーやインフルエンサー等に影響されてブロガーデビューする人が後を絶ちません。
夢を見るなとは言いませんが、本当にブログで稼ぎたいのであれば、キラキラとした夢を捨てるべきです。
そうでなければ、きっと現実と理想のギャップに苦しむことになるでしょう。
ご存知だと思いますが、ブログで稼げるようになるまでは非常に時間がかかります。
「1万円稼ぐのに1年以上かかった」なんてことも珍しい話ではないのです。
めちゃくちゃ稼いでいる有名ブロガーも、大体ブロガー歴6年とかいう超ベテランだったりします。
6年間コツコツと地道に作業をし、試行錯誤しながら有益な記事を書き続けた結果の高収入なのです。
さらに【ブロガー人口の4割は月収1000円未満】という調査結果もでており、「1000円稼いだら一人前」と言えるほど。
こんな厳しい世界なのに、「私でも月収100万円稼げるかも?」と考えてデビューする時点で、ブログで稼ぐという行為を甘く見ています。
「ブログで脱サラ」なんて夢はとりあえず捨てて、現実と向き合いながら運営しないと精神が持たず脱落するのが関の山です。
まずは「月3000円稼ぐ」という現実的な目標に向かって運営しましょう。
なるべく他人と違うテーマを書く
一昔前と比較して、ブロガー人口の増加、アルゴリズムの変化などによって、競争率がかなり上がっています。
正直な話、他人と同じことを書いているだけだと厳しい時代になりました。
「メジャーなテーマで記事を書いているのにアクセス数が伸びない・・・」
という人は大体この法則に当てはまります。
例えば、大手ブロガーが「○○というサービスがオススメ!」というアフィリエイト記事を書いているのを見かけたとしましょう。
そこで「自分も同じサービスを紹介しよう」とするのは、わざわざ自分から激戦区に飛びこむ自殺行為です。
ヒカキンのマネばかりしている底辺ユーチューバーのようなもので、【発言力、ドメインパワー、文章力、ファンの数】全てにおいて大手に負けています。
強烈な個性があるか、よほどのクオリティの記事を書かない限りは、大手のドメインパワーに押し潰されるだけです。
我々のような弱小ブロガーが生き残るには、大手と競合しないテーマやキーワードを攻めなくてはなりません。
ライバルが少ないテーマなら、弱小ブロガーでも簡単に上位表示を狙えるのでオススメです。
例えばこのブログの場合だと、海外通販の解説記事などが1年以上検索でトップを取り続けています。
人と違うことを体験して、大手とは被らないテーマが書けるようになるとブログの運営がかなり楽になるでしょう。
▼参考記事
反対に、金融や美容などのテーマは人気も報酬も高いですが、競争もめちゃくちゃ激しいです。
もはや初心者では太刀打ちなんて不可能なレベルなので、そのような激戦区は避けたテーマでブログを運営しましょう。
必要な情報を迅速にわかりやすく伝える
ブログを運営する上でとても重要なのが、読者にとって親切な記事を書くことです。
ぶっちゃけた話、面白いギャグも読者を唸らせる文章力も必要ありません。
(もちろん上手くできるのならそれでいいですが)
なぜなら、ブログは小説とは違うからです。
小説は読者を楽しませるものですが、ブログは読者の悩みを解決するための物だからです。
たとえば、「新宿でオススメの中華料理店5選!」という記事に訪れる読者は、新宿の美味しい中華料理店を知ることが目的となっています。
逆を言えば、読者にとってそれ以外の情報は必要ないという心理状態なんです。
とにかく早く情報を知りたい読者にとって、以下の要素はストレスにしか感じませんので極力排除しましょう。
[box class="red_box" title="読者がストレスを感じる要素"]- 寒いギャグ
- 頭を使わせる表現
- 無駄に長い前置き
- 身内ネタ
- 筆者の自分語り
- 大量の広告
先程も述べましたが、読者にとってのブログは楽しむツールではなく、情報収集のために仕方なく読んでいる説明書のようなもの。
つまり、難しい表現をして頭を使わせるようなブログや、なかなか本題に入らずダラダラと寒いギャグを飛ばすようなブログは敬遠されてしまいます。
記事の途中でブラウザバックを押す人が多いと【離脱率が高い=記事の質が低い】と判断されてSEOに悪影響が出るだけでなく、不満を持ったまま離脱されるので広告もクリックしてもらえず収益が伸び悩むことにもなります。
「誰のために記事を書くのか?」←ここをしっかりと意識して下さい。
大半の人が収益目的でブログを運営していると思いますが、収益目的だからこそ自分のために記事を書いていてはダメです。
とにかく読者のために記事を書くことを徹底しましょう。
必要な情報をわかりやすく、迅速に伝えることを意識すれば、読者は満足してくれて広告のクリック率も検索順位も自然と伸びていきます。
ブログも形は違えど立派な客商売の1つです。
常に顧客目線でサービス(記事)を提供することを心掛けましょう。