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Verge(ヴァージ)/XVGとは
Verge(ヴァージ)はプライバシーを重視した匿名系の仮想通貨の事で通貨単位はXVGです。
匿名通貨でいえばDash(ダッシュ),Zcash(ジーキャッシュ),Monero(モネロ)のいわゆる御三家が有名ですが、今回紹介するVergeを含めて近いうちに匿名四天王と呼ばれる日が来るかもしれません。
そんなVergeには以下の機能と有望な点があります。
レイスプロコトル機能
他の匿名通貨との大きな差別点は『レイスプロコトル』という機能で、取引の記録を公開・非公開と切り替えることが可能です。
そもそも匿名通貨が開発された経緯として、一般的な仮想通貨は取引情報を誰でも閲覧することができ、その情報から最悪身元の特定をされる危険性があるからなのです。
VergeではIPアドレスは常にTor(トーア)という匿名技術で保護されているので、取引情報を公開・非公開どちらにせよ身元が特定されることのない安全な設計になっています。
- 匿名機能ON→大人の動画サイトなどのプライバシー重視の決済
- 匿名機能OFF→飲食店などで気軽にできる決済
例としてはこんな感じの使い分けが可能です。
決済速度がかなり早い
決済速度が5秒と滅茶苦茶早いです。ちなみにモネロだと2分、ジーキャッシュはなんと10分もかかるので、Vergeは送金面でも優秀な通貨といえます。
ちなみに匿名通貨の中で一番早いのはダッシュで、4秒とわずかに負けています。
向こうは送金速度が名前の由来にもなっているのでそこは負けても仕方がないですよね。(言い訳)
投げ銭機能がある
なんとVergeはTwitterやテレグラム(LINEのようなもの)からでも送金が可能です。
Twitter内でアドレスを発行し、面白いツイートをしている人に投げ銭をすることができます。
逆に自分が面白いツイートをすればたくさんのVergeを受け取ることもできますよ。
今後投げ銭という文化が広まればSNSがもっと面白くなりそうですね。
強いコミュニティに支えられている
どんなに有能な通貨であってもそれを支持・応援する人がいないとより多くの人に広まりません。
その点Vergeは非常に強いコミュニティに支えられており世界中のユーザーが熱い議論をかわしています。
日本にもコミュニティがあり、『バージリスク』というマスコットキャラまでいます。ちなみにLINEでスタンプ化もされており、かわいい見た目に反して結構な毒舌キャラです。
いずれにせよマスコットキャラが作られるほどのコミュニティに支えられているので、今後日本での広がりも期待できます。
Vergeの将来性は?
すでに『Verge Pay』という店舗用の決済支援ツールをリリースしており、東京都内の飲食店が数店Verge決済を導入しています。
他にもアメリカの映像制作会社であるFractal Visuals社がVerge決済を導入、UQUID(ユーキッド)という仮想通貨払いのデビットカードがVergeに対応など少しづつ広まりをみせています。
2018/02/15現在 Verge(XVG)は1枚約6円と単価が非常に安くお買い得です。
開発が意欲的で実用性もあり、日本でも広まりを見せているのでまだまだ伸びてもおかしくない銘柄だと思っています。
しかし以前から匿名通貨は反社会勢力によるマネーロンダリング(資金洗浄)を懸念されており、いつ規制の対象になるかというリスクを常に負っています。
Vergeはまだ公開非公開の切り替えが可能なので、仮に匿名通貨の規制がはいっても内容によっては生き残ることは可能です。ここが他の匿名通貨と比べて大きな強みだと思っていますが、投資は必ず自己責任と余剰資金でお願いします。
Verge/XVGはどこで買えるの?
Vergeはまだザイフなどの日本国内の取引所では取り扱いがありません。
Vergeを購入するのにおすすめの取引所はBainance(バイナンス)です。
登録と購入方法は下記の記事で紹介していますのでご参考下さい。
バイナンス登録はこちら