どうも、チンパンジーまさるです。
「海外からヤフオクで商品を出品したい!」
という方は結構多いのではないでしょうか?
不用品をお金に替えたり、現地の限定品を転売してお金を稼ぎたいなど、海外からヤフオクを利用することは様々なメリットがあります。
しかもメルカリとは違って、ヤフオクでは海外出品・海外発送は公式で認められているのが海外在住者にとって嬉しい点ですね。
例えば仕事の都合などで一時的にアメリカに居ても、ヤフオクで出品できますし、売れたらアメリカから日本に直送することも問題ありません。
そんな僕も中国・タイ・韓国から、
現地の商品をヤフオクに出品してお金稼ぎをしていた時期があるので、海外発送についてはその辺の人よりも良い面も悪い面も味わっている自信があります。
そんな経験を踏まえた上で、“ヤフオクで海外発送する際に注意するべきポイント”をまとめてみましたので、是非参考にしてみて下さい。
①海外発送はマイナーな取引方法
まず意識しておいて欲しいのが、ヤフオクで海外発送というのはかなりマイナーな取引方法です。
ヤフオク自体が日本のオークションサイトで、取引相手は日本人、発送元も日本国内というのが落札者にとっての当たり前。
要は、“落札者にとってヤフオクで商品を落札したら2〜3日で届くのが当たり前”になっているということです。
それに対し、海外発送は取引完了までに時間がかかるなど、多くの落札者にとっての当たり前から外れる取引となります。
先程も述べたように、海外発送はマイナーな取引方法なので、落札者からすると「もしかして詐欺じゃないのか?」と不安に感じている人も多いんですよね。
なので、ちょっとしたことで不信感を抱かれたり、トラブルに発展しやすくなるので注意しなくてはなりません。
例えば、無言取引は絶対にNGです。
日本国内での取引なら、2〜3日あれば取引が完了するので別に無言取引でも問題ありません。
海外発送だと配送手段にもよりますが、取引完了まで10日〜30日くらいかかるため、その間ずっと出品者が無言だと落札者が不安に感じてしまいます。
落札者から「あとどれくらいで届きますか?」と言った問い合わせがきたら、なるべく早めに対応してあげましょう。
落札者へのフォローを怠ると、悪い評価を付けられてしまったり、最悪返金案件に発展する危険性もあります。
問い合わせ対応だけでなく、自分から落札者を主導してあげることも重要です。
[box class="blue_box" title="]この度はご落札誠にありがとう御座います。
海外発送のため取引完了まで時間がかかりますが、どうぞ最後までよろしくお願い致します。
何かご不明点等御座いましたら、お気軽に取引メッセージにてご連絡下さい。
[/box]最初の挨拶でこのようなメッセージを送ることで、相手に誠実な印象を与えることができるのでオススメですよ。
②発送地域は必ず海外に設定する
海外からヤフオクに出品する際は、必ず発送元の地域を海外に設定しましょう。
任意ですが、市区町村の項目に発送元の国名も記載することをオススメします。
これをうっかり忘れて出品すると、
「なんで発送元が東京なのに、海外からの発送なの??」
といった感じで、確実に落札者とトラブルになるでしょう。
トラブルだけでなくヤフオクの規約違反にもなるため、発送元の地域を海外に設定することだけは絶対に忘れないようにして下さい。
③商品説明に海外発送であることを明記する
残念ながら、発送元の地域を海外に設定しただけでは、詳細をよく確認せずに落札するせっかちな利用者が多いのが現実です。
そういう人に限って「なんで海外からの発送なんだよ?」とか言ってきますからね^^;
このように、発送地域を海外に設定するだけは不安が残るので、商品説明にも海外発送であること記載して出品することをオススメします。
一番効果があるのは商品説明の一番上。
【当オークションは海外からの発送となります。お急ぎの方は入札されないようお願い致します。】
と記載して出品することで、多くの人に海外発送であることを認知してもらえます。
さらに商品説明の途中で、以下の3つも記載するとより効果的ですよ。
[box class="blue_box" title="]- 配送方法
- 配達日数
- 送料
ここまでやっても日本語が読めないのか、
「海外発送だと気が付かなかった」という人に稀に遭遇しますが、その場合はこちら側に一切非はありません。
相手がキャンセルしたいというのであれば、こちらは何も悪くないので落札者都合でキャンセルしてしてしまいましょう。
落札者都合でのキャンセル方法については以下の記事で解説しています。
④送料は落札者負担でも大丈夫
ご存知でしょうが、海外発送の送料は馬鹿になりません。
こちらが送料を負担するとあっという間に利益が吹き飛んでしまうでしょう。
なので、送料は落札者負担で設定することをオススメします。
「高額な送料を落札者に請求したらトラブルになるんじゃないの?」
と思われたかもしれませんが、ヤフオクでは落札者が送料を負担するのが基本です。
むしろ送料無料にしている人が珍しいくらいですね。
きちんと海外発送であることを明記して出品しているなら、相手も了承した上で落札してくれるので何も問題ありません。
[box class="blue_box" title="配送方法の設定"]- 送料の設定は【出品時に送料を入力する】にチェック。
- 配送方法は【その他】を選択。その横の入力欄に発送方法を記載。
- 送料全国一律の欄に送料の合計を入力。
一応、送料の設定は【落札後に送料を連絡する】でも問題はないのですが・・・
後から送料を知らせると「送料が高すぎるからキャンセルしたい」とか言われることもあるので、最初からフィルターをかける目的で【出品時に送料を入力する】に設定したほうが無難です。
それと海外発送の送料は正確に入力しましょう。
実際、海外発送の送料の相場を知らない人も多いため、水増し価格で設定してもバレにくいですが・・・
送料の水増し請求はヤフオクの規約違反なため、仮にバレて運営に通報された場合は一時的な利用停止処分になる危険性があります。
まあ、余程の金額でない限り通報まではされないでしょうが、送料をちょろまかすのはやめておいたほうがいいです。
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⑤必ず追跡付きの方法で発送する
https://auctions.yahoo.co.jp/special/html/shiharaikanri/index.htmlより引用
2018年3月にヤフオクで大幅な仕様変更が行われました。
落札者が支払い手続きを終えて8日経過すると、落札者の取引画面に“Yahoo Japanに報告する”というボタンが表示されるようになります。
もし落札者がこの“報告ボタン”を押してしまうと・・・
場合によっては返金案件となってしまいます。
この仕様が海外発送と非常に相性が悪いんですよね。
まず海外発送は届くまでに時間がかかるじゃないですか?
支払いを確認して即日発送したとしても、EMSでさえ日本にお届けするのに1週間近くはかかりますからね。
要はDHLでも利用しない限り、基本的に支払い手続きから8日を超えることになるんですよ。
最悪なのが、発送したあとに報告ボタンを押されること。
商品は発送したのに落札代金だけ無効にされるという処理になります。
以前、この仕組みを悪用されて商品だけをブン取られたことがありましたね(半ギレ)
しかも、この報告ボタン。
タチの悪いことに、落札者側の画面には返金案件になるとは一言も記載されていないんですよね。
「まだ商品が届いていないならこちらをクリックして下さい」
という感じの表現なので、落札者は言われるがままにクリックしてしまい、勝手に返金案件になってしまった・・・という場合がほとんどです。
一番謎仕様なのが、返金案件になったことすらも落札者に通知されないこと。
だから落札者も報告ボタンを押したことで、返金されたことにすら気がついていないんですよ。
だから以前返金案件になった際に、
[box class="glay_box" title="]僕「なぜ返金案件にしたのですか?すぐに代金を振込み直して下さい。」
落札者「え、ごめんなさい。言っている意味がわからないです。」
[/box]と言った感じで、お互いに「何言ってんだこいつ?」と滅茶苦茶トラブった経験があります(笑)
散々この仕様の悪い点を挙げましたが、もちろん対処法はあります。
それは、ヤフオクで発送通知をする際に追跡番号を入力することです。
どうやら報告ボタンを押すと強制的に返金案件になるのではなく、ヤフオク運営が本当に商品が発送されているのかをチェックして返金案件にするか決まるみたいです。
僕の場合、以前まで面倒だからという理由で追跡番号を入力してなかったんですよ(笑)
そのためか、2018年の仕様変更以降から、あまりにも海外発送が返金案件になり困っていましたが・・・
発送通知の際に追跡番号を入力するようにしたら、報告ボタンを押されても全く返金案件にならなくなりました。
なので、落札者に発送通知をする際は必ず追跡番号を入力して下さい。
追跡番号の入力を忘れると、返金案件になる可能性が非常に高くなります。
ちなみに発送方法自体は、事前に商品説明などで明記していれば何でもOKです。
到着までの日数は関係ないみたいなので、EMSだろうが、国際書留だろうが追跡番号付きなら返金案件になることはありません。
もちろん、商品の到着を楽しみに待っている落札者のためにも、EMSなどの速達便を利用するのが一番ですけどね。
最後になりましたが、ヤフオク以外でも海外に居ながらお小遣いを稼ぐ方法は多数存在します。
詳しくは以下の記事で紹介していますので是非ご参考下さい。