どうも、チンパンジーまさるです。
メルカリにはローカルルールとして値下げ交渉がありますが、何も考えずに出品者に「値下げして下さい!」だけでは基本的に断られるか無視されてしまいます。
この値下げ交渉を成功させるコツとしては出品者側にも値下げをするメリットを与えることです。
「安く買いたいから値下げして!」いう一方的な要求ではなく、「私に値下げをしてくれれば安全に取引ができるよ」と安全なショートカットとして機能させることが秘訣と言えます。
要は「この人に売れば安全だ」と思わすことができれば値下げして貰える確率はグンッと上がりますよ。
実際出品者からするといきなり購入されるよりも、コメントで申告してくれたほうが購入者を選べるのでありがたいんですよね^^;
僕は普段から出品者と購入者の両方でメルカリを利用しているので、どちらの心境も理解しているつもりです。
今回はメルカリでの値下げ交渉を成功させるコツ・出品者が嫌がる値下げ交渉の例を解説します。
出品者のプロフと商品説明をしっかり確認する
値下げのコメントをする前に出品者のプロフと商品説明をしっかり読みましょう。
両方とも値下げ不可の記載がなければ値下げ交渉しても問題ありません。
もしどちらかでも「値下げはできません」と記載されていたら絶対に値下げしてくれませんし、トラブルになる可能性があるので素直に諦めて下さい。
値下げコメントがウザいと感じている出品者も多いため、値下げ禁止と記載しているのに値下げコメントを投稿すると、最悪の場合ブロックされてしまいます。
出品者からブロックされると、コメントができなくなるだけでなく、その出品者の全ての商品が購入できなくなるので必ずよく確認してから値下げ交渉をしましょう。
丁寧な文章でお願いをする
こちらは相手にお願いをする立場ですので必ず丁寧な文章を送りましょう。
特にタメ口や馴れ馴れしい態度での値下げコメントは、マナーのなっていない人と判断されてしまいます。
[box class="blue_box" title="悪い例"]- 値下げできる?
- 値引きしてや
- 1000円で売って
- 値下げ希望!
極端な例に見えますが、出品者側になってみるとこのようなコメントが結構届きます(笑)
こんな人に値引きしてまで売りたいと思いますか?
僕なら間違っても商品を購入されたくないので即ブロックしますね。
それと「お金がないので◯◯円まで値引きして下さい」といった同情を誘うコメントもおすすめしません。
もしかすると同情してくれて値引きしてくれるかも知れませんが、正攻法のほうが成功率は高いと思います。
メルカリの購入者でトラブルが1番多いのは10代の学生あたりの年齢層なため、“お金がない”というキーワードを出すだけで警戒されてしまう可能性があります。
大半の出品者からすると売れてトラブルになるくらいなら売れないほうがマシですからね。
「値下げできますか?」だけではダメ
いきなり「値下げできますか?」だけだとあまり感じがよくないので、もう少しだけ付け加えましょう。
[box class="blue_box" title="おすすめもう一文"]- コメント失礼します。
- はじめまして。
- 商品の購入を希望しております。
- プロフを拝見させて頂きました。
- お手数ですがご検討をよろしくお願い致します。
あいさつは迷ったら「コメント失礼します」が無難です。
特に“商品の購入を希望している”は「値下げすれば買ってくれる」という期待感を出品者に与えることができるので効果的です。
希望の金額を提示する
「値下げできますか?」だけでは相手もいくらまで値段を下げていいのか困ってしまいます。
要は“めんどくさい”と思われないためにも、必ずこちらから金額を提示しましょう。
[box class="yellow_box" title="出品者側がイラッとくるやりとり"]購入者「値下げできますか?」
出品者「500円のお値引きでいかがでしょうか?」
購入者「もう少し値引きしてください」
出品者「めんどくせぇぇ!!」
[/box]こんな感じで無駄に長いやり取りをすることになるので、慣れている出品者ほど金額を提示しない時点でお断りされる可能性があります。
長いやりとりをした上に「じゃあやっぱりいいです」って言われたら出品者もイラっときますからね。
あくまで僕の感覚ですが値下げの提示額としては、商品にもよりますがこれくらいの金額であればOKしてくれやすい傾向があります。
- 5000円未満なら500円まで
- 5000円以上なら500〜800円くらい
過度な値引きはNGで、例えば10000円の商品に対して3000円も値引きを提案したら非常識と思われてしまい、間違いなくお断りか無視されるでしょう。
出品者としては10000円で買って欲しいので10000円で出品しているんです。
相手がいくらなら妥協してくれるかをしっかり予想した上で値引きの交渉をしましょう。
相手が引っ越しなどの不用品処理目的で出品しているならチャンスです。
相手もメルカリで売れなかったら、捨てるかリサイクルショップで売るかで悩んでいるでしょうから、強気で値切り交渉しても成功しやすい傾向があります。
基本的にリサイクルショップに売っても大したお金にならないので、「じゃあこの価格でもいいか」と妥協してくれやすいんです。
商品説明に“引っ越し”や“不用になった”などの単語があったら、常識の範囲内で勝負を仕掛けてみてもいいかも知れません。
入金予定日を伝える
メルカリでよくあるのが、意気揚々と「購入希望です!よろしくお願いします!」とコメントして購入したにも関わらず、一向に入金してくれないパターンです。
特に評価の少ないアカウントや悪い評価が付いているだけで警戒されてしまうので、値下げの希望と一緒に入金予定日を伝えるとより効果的です。
- ポイント払いで本日中に支払います。
- ATM払いで◯日までに支払います。
このように入金予定日を申告しておけば、「値下げをすれば取引が成立する」というメリットを出品者に与えることができます。
出品者としては早く取引完了して売上金を引き出したいので、入金予定日は3日以内に設定するのが好ましいですね。
まとめ
今回紹介した値下げのコツをまとめると、
- 値下げ不可でないかプロフと商品説明をよく確認する
- 低姿勢で値下げのお願いをする
- 値下げ後の金額を提示する
- 入金予定日を伝える
これらをまとめた値下げコメントの例文が、
入金予定日の部分だけ変えて丸コピーしても大丈夫ですよ!
これら全ての条件を満たしても絶対に値下げして貰える訳でありません。
「値下げはしません」と言われたら食い下がったりせず素直に諦めましょう。
しかし「◯円の値引きは厳しいですね〜」と言われたなら、その金額が無理なだけなのでまだチャンスはあります。
その場合は自分で妥協ラインを見つけるよりも、いっそ相手に「いくらならお値引き可能ですか?」と質問したほうが早いです。
仮に100円だとしても値引きしてくれるなら儲けもんですからね。
やはり1000円以上の値引きは相手に何らかの事情がない限りは厳しいです。
100円でも値引きしてくれたらラッキー程度の感覚で、マナーを守って値切り交渉を楽しみましょう。